私と推しと他人と

 

※この記事はニートの方向けの記事になっております。ニートではない方の閲覧は禁止しております。(カリギュラ効果)しかし、どうしても読みたいなら読んでもいいよ。(ツンデレ)(かわいい)(愛おしい)

 

 

 

もはや2022年になった感動を忘れて「日常」という人間ごっこ、もしくはつまらなくてくだらない生活をそろそろ取り戻してきてしまったであろう紳士淑女の皆さんへ。改めましてハッピーニューイヤー。地球の天気は今日も相も変わらず晴れ時々曇り、または雨、所によって熱くなる地域、寒くなる地域があるでしょう。また所によって雷または雹が降る地域があるのでお気をつけください。

 

 

いや、つまらないのは当たり前だよ。人間、クリスマスだとか年末年始とか自分の誕生日じゃないと爆上がらないよ。

 

 

でも、考えたら毎日のエブリデイは誰かのバースデーでキラキラと光り眩しく輝いているものなんだ(どや顔)

 

 

え、そんなの当たり前すぎてどうでもいいって?

 

 

ノンノンノン、だよ少年。たとえ自分の心が晴れない日でもすれ違う誰かにとっては特別な日なのかもしれない。確かに当たり前だけど、この誰かの「特別な日」という喜びを自分に置き換えるという意図的で疑似的なシンクロニシティを行うと心は自然と晴れてくるものなのさ。

 

非因果的ではないからシンクロニシティと呼ぶにはふさわしくないか。まあいいや。

 

 

シンクロニシティ」と言えば乃木坂46。「特別な日」と言ったら乃木坂のライブ。

話に繋げられるならなんだっていい。俺に推しについて語らせてくれ。

 

特別お題「わたしの推し

以下本題「私と推しとその他と

 

 

まず、私の押しは齋藤飛鳥さんだ。彼女は「乃木坂46」というアイドルグループに所属していて、「乃木坂46齋藤飛鳥さん」とも言えるが、私は「乃木坂46の」とはつけない。何故なら私の好きな齋藤飛鳥さんは「乃木坂46」で活動している齋藤飛鳥さんだけにはとどまらないからである。アイドル活動をしている齋藤飛鳥さんはもちろん大好きだが、それと同じぐらいモデル活動や俳優活動をしている齋藤飛鳥さんが好きだ。

 

 

好きだ、大好きだ。すこすこすこすkのだいすこだ。

 

 

では私が齋藤飛鳥さんの推しになった経緯を語っていきたい。そしてその齋藤飛鳥さんの推し活動について顧みたい。

 

 

あれはセンター試験を終え、インフルエンザで一週間自宅待機をさせられていた時の話だ。正直、受験などどうでもよくなっていて、冬休みに入ってからペンを持つことができなくなり、机に向かうことすら諦めていた私は、何か意味のあることをしたくなった。前途有望な私は、私のあらゆる可能性の中から異国の詩を歌えるようになりたいというものを見つけ出し、それを実現させるためにユーチューブで動画をあさった。

 

 

そして一つ、心ひく動画が目の前に現れた。「生田絵梨花 フィンランド民謡を歌う

 

 

「ヌブラサ クールセ ポルカン タクティ ヤラカニ ホッピー クックッティ

イェバン アイディセ ティットサバフティバ クンラハニェバセ ユックッティ」

 

 

おおおおおおおおおおおお!!!!!!!あなたは天使か女神かなんなんだぁあああ!?!?!?????

 

 

 

生田絵梨花さんは画面の向こうで輝いていた。この世の全ての光源が生田絵梨花さんあなたなのではないのか、と思うぐらい輝いていた。私の世界に光をあなたが照らした。あなたは何なんだ、本当に何者なんだ!?!?→Wikipediaへgo

 

 

乃木坂46

 

 

ああ、なるほどね、アイディールな偶像グループか。しかしかわいい。存在は知っていたけど可愛すぎる。うん、すき。素直に好きです。

 

 

こうして私は生田絵梨花さんと一方的に出会い、生田絵梨花さんを通してフィンランド民謡「ievan polka」を習得した。

 

 

私は知りたくなった。生田絵梨花さんが何者なのかを。乃木坂46という天界のような組織を。

 

 

俺は生ちゃんに近づかない。知りたいぞ、乃木坂46を、、、生ちゃんが何者なのかを。。ッ!!

 

 

 

その私の知りたい願望は頭のいいYouTubeアルゴリズムによって解決された。YouTubeという大いなる存在は私に乃木坂46冠番組の切り抜きやミュージックビデオを沢山提示し、見せつけてきた。

 

当時の在籍人数は45人ほどで、初めて見るそのアイドルグループの映像では誰が誰だか判別がつかず、名前を覚えることは難しかった。乃木坂46という集団について詳しく知りたくなった私はむさぼるように関連する動画を見まくり、同時に生田絵梨花さんを動画内で探し続けた。

 

 

どんどんいくどん、生田ど~ん!う~どん! 

 

 

どんどん動画を消化していくうちに、ある一人の天使、いや女神の存在に気が付いた。

 

 

齋藤飛鳥

 

 

Wikipediaに行き調べた名前、何度も聞いたことがあったような名前、その響きはどこか懐かしく、私の耳に福音となって吹き込まれてきた。

 

 

齋藤飛鳥さん。好き(キュン)

 

 

いや、正確には私が齋藤飛鳥さんの名前を調べる前には、その存在は気が付いていた。しかし何が最終的に名前を調べるきっかけになったのかというと、齋藤飛鳥さんと生田絵梨花さんのこんなやり取りの動画を見たからだ。

 

 

生田絵梨花さん「人は死んだらどうなるの?」

齋藤飛鳥さん「その葛藤も含めて人生なんじゃないかな」

 

 

全俺が立ち上がり歓喜した。もう喜びの舞。生きててよかった。俺はまだ生きていていいんだ。生きる意味を見つけたよ。飛鳥さん、あなたは私の道しるべかもしれない。あなたに導かれてしまったよ。

 

 

 

私はその時から齋藤飛鳥さん推しになった。齋藤飛鳥さんが好きだと言った本を沢山読んだ。「鴨とアヒルのコインロッカー」は今でもすごく好きだし、「貫井徳郎シリーズ」はファンになってしまい、かなり読んだ。これらの本を読むことは神のお告げだもんなぁ?当たり前だよなぁ?

 

 

 

といった次第で私は齋藤飛鳥さんを推すと決めた。

 

 

 

しかし、転機がやってくるのも時間の問題だった。他メンバーの相次ぐ卒業ラッシュが始まると同時に齋藤飛鳥さんは次第にダークなキャラクターから、「ザ・アイドル」へと向かい始めた。このことに私は違和感を覚えた。

 

 

どうなってしまったんだ。私は神なる存在の変化に心配した。ダークなキャラからポジティブなキャラに移行するのはしんどい作業だからすごく心配した。光が強ければ闇も強くなってしまうことを知っていた私は飛鳥さんの変化が怖かった。

 

 

でもそんなとき、「僕だけの光」という飛鳥さんセンターの楽曲に再び触れた。

 

僕だけの光手に入れたい そう他の誰も持っていない 心が放つもの 未来照らすのは自分自身

君だけの光きっとあるよ 忘れてる場所を思い出して 力が眠っている いつだって夢は眩しいだろう

 

 

あ、あ、神は自分自身で変化を見せつけた。飛鳥さんはアンダーというマイナーリーグに所属していた時期も長く、今のように不動のエースといった立ち位置ではなかった。しかし、自分が求められる立ち位置の変化と、他のメンバーが卒業してしまうことが相まって次世代を引っ張っていく自覚が生まれ、変化する英断をしたのだろう。私もこの変化に追いつくように変われというお告げなのだな。そう思った。今度は自分の番。

 

 

その日以降、私は「飛鳥ちゃん、飛鳥ちゃん」と大衆の面前でいうことは無くなった。もしかしたら他のみんなは飛鳥さんが変わったことに気が付いておらず、私の目の前にいる飛鳥さんだけが変わった。そして私に変われと告げた。と考え、これは神と私だけの秘密にしようと思った。なので私は多く神の名前を語らなくなった(?)

 

 

 

そして現在、今でも飛鳥さんを推し続けている。私が飛鳥さんを推すことで世界の何が変わるってことはまずないし、推すことを辞めてしまっても変わらないだろう。しかし確実に変わってしまうのは私自身だ。

 

私はこの4年間飛鳥さんがいる世界で生きてきた。スマホの容量は飛鳥さんの写真で逼迫し、部屋にはポスターやタオルマフラーを壁に貼っている。つらいときに飛鳥さんの言葉や、飛鳥さんが歌っている曲を思い出し乗り越えてきた。この先も飛鳥さんという存在がいてくれるだけで、その存在を電波や回線に乗せて私の下へと届けられることによって私は生きていける気がする。(過言)

 

 

 

もし飛鳥さんが芸能界を引退して見えなくなってしまっても飛鳥さんの存在が私を作り上げたと言っても過言ではないため、いつだって私はさみしくないだろう。

飛鳥さんがそこに存在してくれる限り私は一生推すし、自分から辞めることはないだろう。

 

 

 

顧みてみると、推しという活動は、宗教活動に通ずるものがある。以下面倒くさいので省略

 

 

つまるところ、私は飛鳥さんにはなれなくて、飛鳥さんを知らない人にはなれない。

飛鳥さんも私にはなれなくて、飛鳥さん以外にもなれない。

他人も飛鳥さんにも私にもなれない。

 

これは絶対的に変わることがない世界の輪廻。そしてこの絶対的で奇跡的なこの関係の黄金比の前ではVIPを名乗る人はどこにもいなくて、誰もが必至こいて頑張ってんだ←何を?

 

 

そう、みんな違ってみんないいね、、へへへッ

 

 

そして裸足で、ジコチューで joy to the world。疲れたら堅い殻のように飛鳥さんが抱きしめてくれるから。

 

 

 

あーあ、黒歴史確定