何も分からないまま

どうも、噛めば噛むほど味が出てくるとかって言うよく分からない表現をする能無しのお前ら君たち。

 

どう考えても初手の匂いと感じた刺激しか感じてないだろ好き。

 

 

先日、老人が死んだ。

死因はそれぞれだが、私がトリガーを引いたのは間違い無いだろう。

 

 

2人の老人に共通して言えることは、どちらも新聞の寄稿欄に掲載されていた。

 

 

1人目の老人は新聞の寄稿欄に「文化の否定」を揚げていた。

 

最近のメディアは道徳的にどうなのか、から始まり、SNS、若者の流行についてつらつらと恥じらいもせず論じていた。

 

 

言わせて貰えば、それはただお前自身が時代について行けず嫉妬をしているだけだ。と思った。

 

ので、私はその人の住所を調べ、訪ね、問いただす中でこう言った。

「そんなお前はいつ死ぬの?」

 

 

老人は発狂をし、搬送された。

 

 

数日後にまたその家の前を通ってみると、2つの淋しい提灯が玄関の前に置いてあった。

 

 

 

2人目の老人は「戦争」について否定をしていた70後半の老人だった。

 

 

言い分はこうだった。

「孫世代に経験をさせたくない。世界平和を祈っている。」

 

馬鹿が。クソがよ。って思った。

 

 

お前は戦争を経験していない。経験したのは敗戦後の貧困という2次被害なだけだ。

予測不可能な未来を不幸という2文字で片付けたいだけの脳なしのセリフだと思った。

 

 

実際に第一次世界大戦で終わることができなかったこの世界における反戦論は異端でしかなく、日本もそれは例外ではない。

 

 

だから訪ねてこう言った。

「お前はいつ死ぬのか」って。

 

老人は発狂し、縁石に頭をぶつけて息を引き取った。

 

 

 

それはそうと、私は今学童保育に左遷されてもうてます。

 

体力的には厳しいけど、狭っ苦しい事務仕事よりガキに触れ合う方が楽しい。

 

 

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ガキの笑顔のためにシロツメグサの冠も頑張って作りました。

 

 

 

全てフィクションです。