名前をつけることの危険性

今日も今日とて迷える紳士淑女の皆さんこんにちは。

 

所で「Ladies 円 gentleman」ってレディーファーストですね笑

 

いやぁ、レディーファーストって女性が先に毒味しろとか嫌なことを女性に押し付けるんじゃなくて、男性が動きやすいように先に行動する気遣いって意味合いがあるみたいですよ。

 

例えば車道側を先に避けて進行したり、レストランに先に入って背中を預けさせ男性の優越感を敢えて高めさせたり。

 

 

 

知らんけど…

 

 

 

そう、レストラン。

レストランといえば「いらっしゃいませ。何名様ですか?」がお決まりですね。

これに対し皆様方はなんと答えるのか?

 

 

「3名です」 OK

「3人です」まあ及第点

 

聞かれた質問に対して答えるのは常識の範疇ではありますね。しかし、ここに落とし穴。

 

 

「名」って名前を示しているんです。気が付きましたか?この危険性について…

 



まだしっくり来てないようですね。例を持って説明をしましょう。

 

 

 

例えば自分の名前を忘れた人と2人でレストランへ行った時

「いらっしゃいませ、何名様でしょうか?」

「1名と1人です」

「ではこちらの席へどうぞ〜」

名前が無いのでこれは仕方がない。

 

 

 

例えばぬいぐるみのタマちゃんと食事へ行った時

「いらっしゃいませ、何名様でしょうか?」

「私とタマちゃんで2名です。」

「1名様ですね、ではこちらのカウンター席へどうぞ〜」

名前があるんだから1名扱いするのはどうかと思う。ぬいぐるみが渋谷でデモを起こしても助けようがない。

 

 

 

例えば愛用している自転車のマイケル号とレストランへ行った時

「いらっしゃいませ、何名様でしょうか?」

「2名です」

「すみませんお客様、自転車はあちらへ停めてください」

「しかしあなた何名様って言いましたよね?この自転車にも名前があるんですよ!あなた入店する名前の数を聞いていたのに失礼じゃないですか?」

う〜ん、これは明らかに店側が悪い。

 

 

 

例えば10体のクローンとレストランへ行った時

「いらっしゃいませ、何名様でしょうか?」

「1名と10体です」

「11人ですね、こちらの大きいテーブルへどうぞ」

果たして10人同じ顔の人がいて店員は冷静でいられるのだろうか

 

 

 

例えば多重人格とレストランへ行った時

「いらっしゃいませ、何名様でしょうか?」

「152人です」

「150名様はあとで来ますか?」

「いえ、この人の中にはあと150名います。」

えぇと、ウィリアムにジョゼに、ボブ、太郎に、花子にニコライ… 鬱陶しいわ

 

 

 

例えば妖怪メダルを10枚所持していた時

「いらっしゃいませ、何名様でしょうか?」

「11名です」

「おひとり様入りま〜す」

これは客に同情せざるを得ない。客は裏であだ名をつけられること間違いなし。

 

 

 

例えばエヴァンゲリオン初号機とレストランへ行った時。。。。。。。。

 

 

 

お分かり頂けただろうか、名前をつける行為は実に危険だ。危険すぎる。

 

店側が聞いているのは食事をする物の人数であるのはわかる。しかし名前の数を聞かれた以上答えるのは客の義務であろう。

 

 

この世には犬という種族に猫と言う固有名詞を名ずける不届き者もいる。きんたまキラキラキラキラネームを授かった運命の人もいる。

 

みんなちがってみんないい。

 

 

 

けど!けどだょみんな!

レストラン店員を困惑させないで!ぴえん

 

 

 

私は私の真名を名ずけた。

あ…ではない。

私の真名は…るだ。